家庭の食卓を直撃 生鮮品中心に品薄 台風6号

台風の影響で乳製品などが品薄となっているスーパー=22日、奄美市名瀬

     台風6号の奄美地方への接近に伴って船便の乱れが続き、奄美群島のスーパーなどでは生鮮食品を中心に品薄や欠品といった影響が出始めている。各店舗は入荷再開を25日ごろと見込んでいるが、台風の影響が長期化する可能性もあり、見通しが立てられない状況だ。食材不足は各家庭の食卓を直撃するため、買い物客からは「今ある物でなんとかするしかない。台風には早く過ぎ去ってほしい」と不満が漏れた。

 

 奄美市内の多くのスーパーでは22日、野菜や果物、乳製品、パンなどのほか、大豆食品や冷凍食品の品不足も目立った。コンビニエンスストアやドラッグストアでも品薄となった商品棚が見られた。

 

 いずみストア(同市名瀬)では、店頭に陳列した牛乳がほとんど売り切れた。村中悟店長は「野菜類も今出している分で最後。台風がほとんど停滞しているので今週の入荷は厳しいと思う。船が止まって品不足になるのは仕方がないが、一日も早く入荷したい」と語った。

 

 イオンプラザ大島店(同)でも、19日から一部商品が品薄になるなど影響が出ている。谷川祐一店長は「野菜や果物など鮮度が大事な農産物系が品切れ状態となった。広告の商品も不足し、お客さまには大変ご迷惑をお掛けしている。入荷次第すぐに陳列して商品を提供したい」と述べ、消費者に理解を求めた。

 

 市内のスーパーで買い物をしていた女性(43)は「子どもたちが夏休みに入って食事を作る回数が増えた中で食材が思うように確保できないのはつらい。買いだめした冷凍食品などでしばらくはしのげるが、この状況が長く続くととても困る。台風が去って早く商品がお店に入ってきてほしい」と話した。