島の未来創る人育成 与論町 実践講座 イノベーんちゅ始動

ペアワークで事業プラン作成のプロセスを学ぶ受講者ら=3日、与論町

 地域の課題解決へ向けて事業プラン作成の方法などを学ぶ「島とあなたの未来を創る実践型講座・イノベーんちゅ」の初回講座が3日、与論町役場であった。町内の中学生から一般までの男女14人が受講。講話や意見交換などを通して事業プランをデザインする際の心構えや技術を学んだ。

 

 講座は町の地域産業創出人材育成事業の一環。奄美群島成長戦略推進交付金を活用し、同町のまなび島(田畑香織代表)が実施している。来年2月まで全10回を予定。初回の講師は、同町在住のクリエーティブディレクター、村上竜雄さん(50)が務めた。

 

 村上さんは「さまざまなアイデアを実現するためには、頭の中で考えたことをそのまま表現できることが大事」と強調。「デザイナーは、答えが見えない問題に取り組み、未完成の作品を人に見せて感想をもらうことで自分のアイデアを磨く。事業プランのアイデアが湧いたら、まず文字や絵でデザインしてみよう」とアドバイスした。

 

 受講者は2人1組になって意見を出し合う「ペアワーク」を通してアイデアを事業プランにつなげるプロセスも学んだ。

 

 まなび島の田畑代表(37)は「講座を通し、これまで無かった仕事を自分たちでつくり出せるような『与論島の未来を創る人』を応援したい」と意気込みを語った。

 

 全講座終了後には、受講生や地域住民らが作成した事業プランのプレゼンテーション大会「イノベーんちゅAWARDワイたんDAY」も計画している。