島を出た子らへ特産品発送 和泊町

和泊町出身の子どもたちに届けるギフトを紹介する前町長(右)ら=16日、同町役場

 【沖永良部総局】和泊町は16日、今春地元の中学や高校を卒業し、進学や就職で島外に出た子どもたちに、町の農林水産物を詰めたギフトを発送した。

 

 ふるさとの魅力を再認識し、将来町の発展に寄与する人材になってほしいとの願いを込めた「わらんちゃ支援事業」として2年目。事業費は80万円でふるさと納税を活用。中身は町内5事業者から購入した菓子、蜂蜜など特産品約5000円分で、今年は申請のあった58人に贈った。

 

 鹿児島市の短大に通う長女・笹島千愛さん(18)のために申し込んだという母・ほずみさん(50)は「昨年は長男に送り、とても喜んでくれたので、今回は長女に。夢に向かって頑張ってくれていると思うので、支援物資を食べながらまた頑張ってくれたら」と思いを話した。

 

 前登志朗町長は「昨年はコロナ禍の支援目的だったが、今年も事業が続くのは素晴らしいこと。金銭的な支援ではなく、島の特産品や香りを届けることで、子どもたちが元気になり、島を思い出してくれたらうれしい。島の商品を買うことで島内経済も良くなる。これからも続けていけたら」と話した。