希望者への接種完了 接種率84・7% 大和村

県内で先行して進められた大和村の新型コロナウイルスワクチン接種=4月16日、同村体育館(資料写真)

 新型コロナウイルスのワクチン接種が県内で先行して進む大和村は6日、村内在住の希望者に対するワクチン接種を完了した。同村保健福祉課によると、対象者1316人中1115人が2回の接種を終え、接種率は84・7%だった。

 

 世代別に接種状況をみると、12~64歳は対象者676人のうち546人が接種し、接種率は80・8%。65歳以上の高齢者は対象者640人中569人が接種を終え、接種率88・9%だった。職域接種など村外で接種を済ませた村民の一部は統計に含まれていないため、同課は実際の接種率は若干上がるとみている。

 

 大和村は高齢化率が42%と高いことから、高齢者数が多い鹿児島市とともに4月12日から県内自治体に先駆けてワクチン接種が始まった。7月4日までに16歳以上が対象の集団接種が終了。仕事などの都合で集団接種を受けられなかった人や、12~15歳の希望者は同月9日から今月6日までの期間に大和診療所で個別に受けた。

 

 同課の早川理恵課長は「全体的に大きなトラブルもなくスムーズに終えることができた」と振り返り、「新型コロナの重症化を抑えるなどワクチンの効果はあるが、100パーセント感染しないということではない。基本的な感染防止対策は続けていく必要がある」と述べた。

 

 今後、接種を希望する村内在住者は奄美市名瀬の奄美ワクチンセンター(奄美文化センター)で接種を受けることができる。