広げよう! 読書の輪 大島地区読書フェス開催 瀬戸内町

図書館員の朗読に合わせて演奏する地元吹奏楽団のメンバーら=30日、瀬戸内町古仁屋

 第20回大島地区ふれあい読書フェスタ(鹿児島県図書館協会奄美支部主催)が30日、瀬戸内町のきゅら島交流館であった。群島内の図書館関係者ら約60人が参加し、読書活動への意欲を高めた。

 

 読書活動を推進し、地域全体の発展を目指そうと県図書館協会奄美支部が2001年に始めたイベント。例年各市町村が持ち回りで実施している。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になったが、今年は感染対策を徹底し2年ぶりに開催した。

 

 瀬戸内町での開催は今回が2回目。「世界自然遺産の奄美から広げよう!明るく元気な読書の輪」をテーマに、読み聞かせの実演などを通して同町の読書活動を紹介した。

 

 会場では地元吹奏楽団による演奏や昨年度のネリヤカナヤ創作童話コンクールで最優秀賞を受賞した児童らによる作品朗読、読書ボランティアグループによる読み聞かせなどもあった。プログラム後半では同町立図書館・郷土館の町健次郎学芸員が奄美の妖怪・幽霊について講演した。

 

 朗読を発表した西阿室小5年の祷悠聖君(11)と妹で同小2年の仁愛さん(7)は「発表は初めて。毎日練習したから緊張しなかった」「これからも物語を作りたい」と笑顔で話した。伊仙町から参加した図書館司書の枦山恵美さん(41)は「朗読などをしみじみ聞いて改めてお話の良さを実感した。自分たちも実践したい」と今後の読書活動に意欲を見せた。