徳之島のごみをゼロに 自然遺産見据え全島で清掃活動

母間、花徳校区の参加者と集めたごみ=20日、徳之島町花徳(徳之島町教育委員会提供)

 世界自然遺産登録を目指す徳之島で20日、「全島ゴミゼロ運動」が行われた。3町の集落単位で多くの住民が参加し、島を挙げて環境美化に努めた。

 

 ゴミゼロ運動は、世界自然遺産登録へ向けた住民の機運醸成を目的に2019年からスタート。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶり2回目の開催。当初は5月30日に実施予定だったが、悪天候で6月20日に延期した。

 

ごみ拾いに汗を流す世界自然遺産推進共同体のメンバー=20日、天城町浅間

 清掃には住民のほか、日本航空(JAL)や日本エアコミューター(JAC)、NTTドコモなど主に奄美群島内の62団体で組織する世界自然遺産推進共同体(代表・久見木大介JAL鹿児島支店長)のメンバー約20人も参加。徳之島空港近くから、平土野港までの海岸沿いの道路のごみを拾った。

 

 参加した同共同体の大佐古将彦副代表(54)=JAC取締役=は「本当はもっと大人数で参加したかったが、コロナ感染拡大防止の観点から一部メンバーに制限した。自然遺産登録はゴールではなくスタート。われわれも汗をかいて、今後も環境保護や地域振興に役立てるよう努めたい」と話した。