志布志で奄美の魅力発信 奄美市出身 加納さんが展示会 世界自然遺産登録を応援

奄美・沖縄の世界自然遺産登録を応援する展示会

加納雅裕さん=23日、志布志市文化会館

    奄美・沖縄の世界自然遺産登録を見据え、両地域の動植物や文化などを紹介する展示会が志布志市文化会館で開かれている。奄美市名瀬出身で志布志市在住の加納雅裕さん(65)が理事長を務める志布志市生涯学習センターの主催。希少な動物の写真や書籍、大島紬の工芸品、三線、チヂン(太鼓)など約200点を展示し、島々の自然環境や文化、暮らしをPRしている。

 

 加納さんは元小学校教諭で、奄美では喜界町の早町小や龍郷町の龍郷小に勤務。志布志市に生活の拠点を構えた定年後も「奄美のことを多くの人々に知ってもらいたい」と、島唄のコンサートや奄美の自然に関する講演会などを開催してきた。

 

 今回の展示会は奄美・沖縄の自然遺産登録が確実視されたことを受け企画。

 

 展示写真はアマミイシカワガエルやアカヒゲ、アマミヤマシギなどの動物や、龍郷町円のかがんばなトンネルに夕日が重なる「龍の目」、島々の海岸線をドローンで空撮した風景などで、加納さんや知人のカメラマンが撮影した。

 

 大島紬や三線、チヂンは加納さんと家族の私物。加納さんは「世界自然遺の候補地として注目を集めている奄美だが、歴史や文化、人々の暮らしには県本土でも知られていることは意外に少ない。自然以外の奄美の素晴らしさや奥深さについても、展示を通じて広くPRしたい」と話した。

 

 展示会の開催期間は今月29日まで。