成人式、2年ぶり開催へ 奄美12市町村

コロナ禍前に開催された奄美市名瀬地区の成人式「新成人のつどい」=2020年1月3日

2022年の成人式について、奄美群島12市町村いずれも1月に実施する方針を示している。21年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。2年ぶりの開催に当たり、各市町村は式典の規模縮小に加え、出席者にワクチン接種や陰性の証明書類提出を求めるなど、感染対策を強化。帰省来島者の多数出席を念頭に準備を進めている。

 

奄美では例年、本土など群島外で生活する新成人に配慮し、年末年始の帰省時期に合わせて成人式を開催している。各市町村、島内在住の新成人らで実行委員会を組織するなどして式典を企画運営。地元住民も加わり、地域全体で新成人の門出を祝っている。

 

21年の成人式は、12市町村いずれも中止した。延期開催を試みる自治体もあったが、新型コロナの収束が見通せず、出席者同士の感染リスクを懸念。祝賀メッセージの収録動画配信や記念品郵送、記念撮影のみ実施するなどの代替措置を取った。

 

22年の成人式は、各市町村で1月2~4日に開催される予定。全国的な新規感染者減少を受け、帰省に伴う感染拡大リスクが低下したと判断した。会場ごとに式典の日程縮小、入場制限を行うほか、出席者のマスク着用や手指消毒などの感染予防策を講じる。

 

帰省来島者の出席について、対策を強化する自治体もある。奄美市は島外在住の出席予定者に対し、新型コロナワクチン2回接種完了、または来島前3日以内のPCR検査受検を要請。市は申請を受けて検査キットを無料配布し、検査費用を負担する。

 

このほか、複数の自治体が、出席前2週間分の健康チェックシートや新型コロナのワクチン(2回)接種証明、陰性証明などの提出を求める方針。

 

今後の新型コロナ感染状況により、式典は中止や延期となる場合もある。問い合わせは各市町村教育委員会で受け付けている。