旧公民館、葬儀利用可能に 和泊町国頭

「くにがみ朝日館」の供用開始を祝う住民たち=10月30日、和泊町国頭

    和泊町の国頭集落(棚窪時雄区長)はこのほど、現在の国頭字公民館に隣接する旧公民館を葬儀など多目的に利用できるよう改修した。10月30日には供用開始を祝う祝賀会が開かれ、同館を「くにがみ朝日館」と称することなどを決めた。

 

 くにがみ朝日館は、住民の福祉向上を目的に整備された。集落内の高齢化や高齢者の一人世帯が増加していることなどを受け、集落内で葬儀を行える場所を確保することで、より安心して暮らせる環境づくりを目指す。

 

 約50人収容の多目的ホールには葬儀用の祭壇を設置。小会議室も葬儀の際に親族が休憩できるスペースとして利用できるようリフォームした。改修費は集落の運営費から拠出し、予算額は250万円。

 

 10月30日の祝賀会には住民ら40人が集まり、同館が安全に末永く利用されることを願った。

 

 棚窪区長(69)は「自動車の免許を返納している高齢者も多い。歩いて移動できる範囲で気軽に葬儀ができる場所が必要。これからも住みやすい集落運営に努めたい」と話した。