来年こそ、いつもの旧盆に 奄美、願い託し祖霊送る

墓前で手を合わせ、祖霊に別れを告げる人々=22日、奄美市名瀬の永田墓地

 旧暦の7月15日に当たる22日、奄美各地で旧盆の「送り」があった。先祖とともに3日間を過ごした人々がちょうちんを手に墓参し、線香を手向けて祖霊に別れを告げていた。

 

 奄美市名瀬の永田墓地では、新型コロナウイルス感染対策も踏まえ、多くの人で混雑が予想される夕方を避けて、午前中のうちに墓参りを済ませる家族連れの姿が見られた。

 

 名瀬の松中清和さん(69)は「コロナの影響で子どもたちは島に帰ってこられず、親戚回りなどもできなかった。静かなお盆になって残念」と話し、「コロナが早く収束して、来年こそはいつも通りのお盆を迎えたい」と願った。