沖永良部、小中学校は臨時休校 コロナ感染拡大防止へ対策強化

島内小中学校の臨時休校などについて話し合った感染症危機管理沖永良部現地対策協議会=5日、知名町

島内小中学校の臨時休校などについて話し合った感染症危機管理沖永良部現地対策協議会=5日、知名町

 沖永良部島での新型コロナウイルス感染拡大を受け、感染症危機管理沖永良部現地対策協議会(会長・今井力夫知名町長、委員25人)は5日、第9回会合を開いた。知名町でクラスター(感染者集団)が発生し、島内で経路不明の感染例もあることから、感染リスクが高まっているという認識を共有した。和泊、知名両町は小中学校を6日から8日まで休校とし、感染拡大防止対策を強化する。

 

 同協議会は和泊、知名両町の行政、関係機関で構成。会合は正午から知名町商工会館であった。

 

 今後の対応について、県などが島内の宿泊施設(10室)を療養所として利用する準備を進めていると報告。7、8の両日に和泊町で予定している子牛競り市は、感染対策を徹底して実施するとした。

 

 小中学校の休校について両町の教育委員会は、島内の感染状況をみて日曜の9日までに、臨時休校を10日以降も延長するか決める。こども園や保育施設などは原則開所し、保護者が仕事を休める世帯には、当面の間、登園を控えるよう要請する。

 

 医療機関の委員は、4月29日以降に新型コロナ感染の有無を検査した人が200人以上いると報告。「感染は島内全体に広がっているという印象。感染リスクの高い大人数での飲食をしないように島民へ繰り返し呼び掛けることが大事だ」と指摘した。

 

 県発表によると、沖永良部島の4月29日~5月6日の感染者は計29人。