海辺は畑、牧場 南方新社、「新・海辺を食べる図鑑」出版

「新・海辺を食べる図鑑」

 図書出版・南方新社(鹿児島市)は8月、「新・海辺を食べる図鑑」=写真=を出版した。2015年の「海辺を食べる図鑑」(138種収録)の続編。今回は158種の食べられる海の生き物と調理方法を紹介した。「海辺は自然の畑、牧場」だと分かる。子どもから大人まで役立つ図鑑だ。

 

 本書は同社の向原祥隆社長が自ら海辺に出かけて採集、調理した生き物を掲載した。解説と「獲(と)って食べる」の2部構成。解説は海辺に出かけるときの基本装備や貝の塩ゆで方法、魚のさばき方に加えて「毒のある海の生き物」も掲載した。

 

 「獲って食べる」は▽磯の海藻▽磯の貝▽磯・堤防の魚▽砂浜・干潟の生き物▽川の生き物|で構成。生き物がいる場所、取り方、食べ方を紹介した。写真には撮影日を記載。取れる時期の目安になる。クロフジツボにように「これ食べられるの」と思われる生き物の食べ方も掲載した。

 

 向原さんは「奄美に暮らす友人が『海は自然の野菜畑、生き物の牧場だ』とよく口にしていた。海を知ることはこの豊かな海を将来世代に残すことにもつながると思う」と話した。

 

 本書は定価2千円(税別)。電話099(248)5455南方新社。