県、燃料電池車を導入 脱炭素社会へ普及図る

納車された燃料電池自動車の前で記念撮影する塩田知事ら=6日、鹿児島市の県庁前

県は6日、新しく導入した燃料電池自動車の納車式を行った。公用車として使用しながら、イベントなどで展示。脱炭素社会の実現を目指し、県民への水素エネルギーに対する理解促進や、燃料電池自動車の普及を図っていく。

 

鹿児島市の県庁前であった納車式で塩田康一知事は「燃料電池自動車は二酸化炭素を排出しないことから、地球環境に優しく、エネルギー源の多様化にも貢献する。カーボンニュートラルの実現を目指していきたい」と期待。

 

納車したトヨタレンタリース鹿児島の諏訪健筰代表取締役会長は「航続距離が約850㌔と長く、充填(じゅうてん)時間も3~5分と短い。排出するのは水のみで究極のエコカーと呼べるもの。県の公用車への導入が脱炭素社会を促進する契機になれば」と述べた。

 

県によると、燃料となる水素ガスを充填できる水素ステーションは現在、鹿児島市内に1カ所。県内の昨年11月末現在の燃料電池自動車の台数は58台という。