知名町で「シマ桑」PRイベント 優れた栄養価など紹介

町のマスコット・ちなボーと共に「シマ桑、最高!」とPRに協力する子どもたち=27日、知名町

   特産品の「シマ桑」とコロナ禍で落ち込む観光業を盛り上げようと、知名町役場農林課とフローラルホテルは27日、知名町知名の同ホテル入り口でPRイベントを開いた。シマ桑を使ったパンケーキやかき氷が無料で提供されたほか、観光リーフレットなどを配布。島内外から訪れた約250人に、栄養価に優れた桑と島の魅力をアピールした。

 

 沖永良部島では養蚕のための桑が以前から栽培されていた。近年、血糖値抑制や抗酸化作用など桑葉の健康効果に注目が集まり、同町では2012年から無農薬による栽培が本格化している。

 

 同町農林課の吉田雄輝さん(23)は「島内でシマ桑の認知度はあるものの『苦い』というイメージから食す方は少ない。その壁を払拭(ふっしょく)して産地での普及を図り、まずは島外に『地元で愛されている商品です』と胸を張ってPRできることを目指して企画した」と話した。

 

 会場には、町のマスコットキャラクター「ちなボー」も登場し、関係者らと共に宣伝活動に精を出した。シマ桑かき氷を食べた濱崎結心ちゃん(8)、東山琳香ちゃん(9)は「苦くなくて、おいしい! お母さんにシマ桑のこと教えておくね」と笑顔で声をそろえた。