舟こぎ文化継承へ 一人こぎレースにぎわう 4部門で奄美一決定戦 瀬戸内町

30人がタイムを競った奄美一決定戦(提供写真)

    瀬戸内町カヌー連盟は14日、同町手安集落で「第2回板付舟一人漕ぎ!奄美一決定戦」を開催した。瀬戸内町、奄美市、大和村、宇検村の中学生から一般まで計30人が出場し、4部門全76レースで競った。

 

 新型コロナウイルスの影響で島内各地の舟こぎ大会が中止になっていることを受け、伝統文化である舟こぎへの情熱を絶やさないようにしようと同連盟が昨年から開催している。

 

 コースは80㍍直進。伝統的なユホ(かい)やパドルを使って競技が行われた。こぎ手1人とかじ取り1人の計2人で舟に乗り込む「古仁屋ユホ」部門、「奄美祭りユホ」部門、「ドラゴンボートパドル」部門に加え、選手がこぎ手とかじ取りを1人で担う「舵漕ぎ」部門も新設された。

 

 大会は好天に恵まれ、会場は訪れた見学者や選手らでにぎわった。応援に訪れた地域住民は「コロナでイベントができない状況が続いたが、手安でこのように開催できてうれしい。今後、舟こぎが地域の活性化につながってくれれば」と話した。

 

 大会結果は次の通り。(敬称略)

 【中学生の部】▽古仁屋ユホ部門 ①登喜健大(大和村)43秒07②徳冠汰(同)③白石輪(同)▽奄美祭りユホ部門 ①徳冠汰42秒67②登喜健大③白石輪▽ドラゴンボートパドル部門 ①登喜健大43秒64②白石輪③徳冠汰

 【高校・一般の部】▽古仁屋ユホ部門 ①清水健太(瀬戸内町)37秒25②上村太一(大和村)③川畑公一(瀬戸内町)▽奄美祭りユホ部門 ①清水健太36秒11②上村太一③森岡豊史(大和村)▽ドラゴンボートパドル部門 ①上村太一35秒81②清水健太③川畑公一▽舵漕ぎ部門 ①松井聖樹(宇検村)50秒20②川畑公一③中里浩然(奄美市)