認知症への理解深めよう 奄美市役所でパネル展に相談会

奄美市役所に設置された世界アルツハイマー月間の展示=16日

 9月は認知症への正しい理解を促す「世界アルツハイマー月間」。奄美市は市民が認知症について考えるきっかけをつくろうと、16日から市役所(名瀬総合支所)3階に認知症に関する展示コーナーを設置している。市高齢者福祉課名瀬地域包括支援センターの看護師重山紗生さん(36)は「認知症は正しく知らなければ対応が難しい病気。できるだけ多くの人に見に来てほしい」と来場を呼び掛けている。展示は24日まで。

 

 奄美市は、認知症になっても安心して暮らせる社会の実現を目指し、昨年から啓発のための展示を行っている。認知症の症状に関する説明のほか、認知症患者とその家族を支援する団体や見守り活動などをパネルで紹介している。一人暮らしの高齢者が多い奄美では、近所の人の声掛けがきっかけで症状に気付くケースもあるという。重山さんは「認知症の人を一人にせず、地域全体で支えていくことが大切」と話した。

 

 市役所の3階展示会場では「認知症の人と家族と支援者の会」による相談会も開催する予定。認知症患者の介護を経験したボランティアスタッフが対応する。来場者は認知症について知りたいことなどを気軽に相談できる。問い合わせは電話0997(55)1165奄美市高齢者福祉課。