警戒レベル「2」に引き下げ コロナ現地対策協 沖永良部

警戒レベルの引き下げなどを話し合った感染症危機管理沖永良部現地対策協議会=2日、和泊町

 和泊、知名両町の行政、各種関係機関で構成する感染症危機管理沖永良部現地対策協議会(会長・今井力夫知名町長)は2日、第10回会合を開いた。同日までに島内で新型コロナウイルス感染症の発症が2週間以上確認されていないことから、独自に定めた新型コロナウイルス警戒レベルを、3日に「3」から「2」に引き下げるとした。

 

 両町の保健センターが65歳以上の高齢者に対するワクチン接種計画を報告。6月5日~7月24日の間で12回の集団接種を行い、両町の高齢者とも2回の接種を完了する予定とした。

 

 4~5月に島内で確認された新型コロナウイルスクラスター(感染者集団)について、治療、検査に当たった沖永良部徳洲会病院の医師が総括。病院から見た問題点として▽感染者対応や検査のため、通常外来診療を閉鎖せざるを得なかった▽島民への情報開示不足▽検査料が高く、検査数が他島のクラスターと比較し少なかった│などと指摘。

 

 再発防止、早期対応実現に向けた取り組みに▽こども園、高齢者施設、飲食店業界代表者への啓発▽情報の集約と共有▽早期のワクチン接種実現│を挙げ、「クラスターが発生した場合は検査数を増やさないといけないが、検査料が高いために控える人がいた。両町で検査料を負担するなど対策ができないか」などと訴えた。

 

 両町の担当課から、島内での新型コロナウイルス感染拡大で影響を受けた飲食店などへの支援事業の説明もあった。