警戒レベル最高「5」に クラスター発生で与論町

 与論町で新型コロナウイルスの感染確認が相次いだことを受け、同町は23日、感染症対策本部(本部長・山元宗町長)の会合を開き、島独自に定めたコロナ警戒レベルを「4」から最高の「5」に引き上げた。町民には町ホームページや町内放送をなどで感染拡大地域への不要不急の往来自粛、感染拡大地域からの来島自粛、感染防止のための各種対策の徹底を呼び掛けた。

 

 県は23日、与論町で会食によるクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。同町でのクラスター発生は昨年の7月と11月以来3例目。18~23日の間に、クラスター関連8人を含む15人の感染が確認されており、感染者が急増している。

 

 対策本部によると、この日の会合には町や県の職員らが参加した。18日から休館している町内の公共施設は当面の間、休館措置を継続。予定されている各種行事やイベントは延期や中止を促す。現在進めている新型コロナのワクチン接種については感染防止策を徹底した上で予定通り行うとした。

 

 感染者急増で医療機関の病床が逼迫(ひっぱく)していることから、町内での療養施設確保や島外搬送については、県で検討が進められているという。

 

 感染拡大地域以外からの来島予定者について来島自粛は呼び掛けないが、体調管理やPCR検査の実施など感染防止策の徹底を促す。

 

 このほか、町は23日、県がこの日発表した10人に加え、新たに1人の感染者が確認されていることを公表した。県の発表には24日以降に反映される見通し。