闇夜に光る灯火に歓声 滑走路歩き、設備を見学 奄美空港

夜の奄美空港で滑走路を歩き、暗闇で光る灯火に見入るナイト・ウオーク参加者たち=4日、奄美市笠利町

奄美市笠利町の奄美空港で4日、運用時間外の施設を見学するイベント「親子で滑走路 NIGHT WALK(ナイト・ウオーク)」があった。同町内の小学生親子ら約120人が参加。闇夜の滑走路で光り輝く灯火に、子どもも大人も「きれい」と歓声を上げた。

 

イベントは、子どもたちに空港や航空業界を深く知ってもらうことが目的。日本航空(JAL)主催で行政、空港関係者が協力した。滑走路見学に先立ち、案内役のJALグループ従業員、森本慎一さん(51)が滑走路の各設備について説明し、クイズを出した。

 

奄美空港は1964年供用開始。88年に内陸部から現在の海岸埋立地へ移転した。全長2㌔の滑走路があり、毎日40便余りが離着陸する。イベントでは、空港運用時間外に合わせて午後7時半から約1時間、ターミナルビル発着で誘導路や滑走路を歩いた。

 

途中、空港側の計らいで、滑走路の灯火を最大限まで明るくするサービスがあり、強烈な発光で参加親子らを驚き、喜ばせた。子どもたちは事前に出たクイズを踏まえ、滑走路上で「横向きの溝がたくさんある」などと気付き、学びも楽しんだ。

 

父、弟と3人で参加した笠利小学校4年の武篤人君(10)は「滑走路は風が強くて寒かったけど、灯火はきれいだった」と感想。森本さんは「ナイト・ウオークは初の試みだったが、参加者が盛り上がる様子も見られた。実施できて良かった」と振り返った。