集落の安寧願う 「六月灯」で踊りや花火 笠利町外金久

集落安寧を願う八月踊りと花火(上)があった外金久集落の六月灯=16日、奄美市笠利町

  奄美市笠利町の外金久集落(諏訪光三区長、235世帯495人)は16日、「六月灯」を開いた。集落内にある厳島神社近くの広場で住民らが八月踊りの輪を広げ、集落の安寧と五穀豊穣(ほうじょう)を願った。

 

 六月灯は南九州各地の神社で旧暦6月に行われる祭礼行事。外金久集落では、旧暦6月の7の付く日に開いている。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したため、2年ぶりの開催。例年はステージでの芸能発表などもあるが、今回は規模を縮小した。八月踊りは、昨年末に建て替え、今年2月に鎮座祭を執り行った厳島神社へ奉納する舞いとして祝意も込めたという。

 

 この日は午後7時ごろから約1時間かけて踊った後、赤木名漁港から花火660発の打ち上げもあり、大輪の花が夜空を彩った。最後は参加者全員で六調を踊り、集落の団結も誓った。

 

 諏訪区長(69)は「集落行事は集落活性化のみなもと。新型コロナの影響もあるが、開催を求める住民の声で六月灯ができた。踊りでコロナ退散も願った。来年以降も続けていきたい」と話した。