高齢者ワクチン予約第2弾開始 回線増、接種数3倍に

電話対応に追われるコールセンターの市職員ら=25日午前9時ごろ、奄美市名瀬

   奄美市と龍郷町が合同で行う高齢者対象の新型コロナウイルスワクチン接種予約第2弾が25日、始まった。奄美市では今回も一時的に電話などがつながりにくい状況が続いたが、コールセンター回線の大幅増設や3総合支所の対応強化で、午後3時すぎには落ち着いた。前回の約3倍の接種枠を確保したことで同日午後5時現在、残り約3800人分の空きがある。市は「接種を希望する人は落ち着いて予約してほしい」と話している。龍郷町では大きなトラブルはなかった。

 

 第2弾の接種日は6月14日から7月25日まで、奄美市名瀬の奄美ワクチンセンター(奄美文化センター)で集団接種を行う。

 

 同市では第1弾の予約時に電話が殺到し、初日で上限に達した。このため第2弾は5月25~27日の3日間、予約専用コールセンターを通常の8回線から30回線に増設。笠利地区も総合支所内にコールセンター8回線を開設したほか、住用地区は25日に総合支所会場と市職員の集落巡回で予約を受け付けた。

 

 名瀬総合支所会議室にパソコンや電話を持ち込んで特設されたコールセンターは、午前9時の開始と同時に電話が鳴りっぱなしに。市のワクチン接種推進室にも「つながらない」「インターネット予約の仕方が分からない」などの問い合わせが寄せられ、市職員らが「枠は十分に取っているので時間や日にちを置いて予約して」などと説明し、理解を求めていた。

 

 今回は1日当たりの接種枠を増やし、同市分で計9600人を計画した。必要なワクチン量を確保できる見通しが立ったためで、ほぼ全ての希望者が接種できるという。

 

 25日午後5時現在、接種枠全体の約6割に当たる5711人(インターネット3258人、電話2453人)の予約があった。24時間受け付け可能なインターネット予約の利用も呼び掛けている。

 

 同推進室は「送迎バス希望者はコールセンターへ予約を。介助が必要な人など不安がある場合は推進室に問い合わせてほしい」と話した。

 

 予約専用コールセンターは、3地区共通が電話0997(52)1479、笠利地区が電話0997(63)1100。いずれも平日の午前9時~午後5時。

 

 接種に関することは、電話0997(69)3747奄美市新型コロナワクチン接種推進室へ。