15人がマイスターに 徳之島営農推進本部 畑かん事業の啓発、PR

 

高岡本部長(写真前列中央)と畑かんマイスターの委嘱を受けた農家=7日、徳之島町亀津

 【徳之島総局】徳之島地域総合営農推進本部(本部長・高岡秀規徳之島町長)は7日、あまみ農協徳之島事業本部=同町亀津=で「畑かんマイスター」の委嘱状交付式を開いた。委嘱を受けたのは島内3町の農家15人。畑地かんがいを利用した先駆的な営農の実践者として、地域農家への啓発や畑かん事業のPRに協力する。

 

 畑かんマイスター制度は、畑かんを活用した営農推進を目的に2015年度に導入。17年度まで各町1人の3人体制だったが、18年度には10人に。今年度は3町5人ずつの15人体制に増員した。委嘱期間は3年間。

 

 交付式では高岡本部長がマイスター一人一人に委嘱状を手渡し、出席したマイスター13人がそれぞれの抱負を述べた。今回で3期目となる富田良一さん(57)=徳之島町亀津=は、「若者が夢の持てる農業ができるよう、付加価値のある作物の栽培に挑戦したい」と意気込みを語った。

 

 マイスター最年少の美島拓也さん(39)=伊仙町河地=は「河地は湿気が多い土地で島内でも畑かん整備が進んでいない地域だが、スプリンクラーの効果は収穫に顕著に表れている。勉強しながら地域農家への啓発と理解普及に努めたい」と述べた。

 

 交付式に引き続いて徳之島地域畑かんマイスター連携会議の総会があり、会長に富田さん、副会長に上岡弘明さん(68)=天城町浅間、太田淳一さん(56)=伊仙町阿権=が就任した。