「キバレ！明生関」　龍郷町国道沿いに応援看板　ムラタ薬局

瀬戸内町出身の明生関（立浪部屋）を応援する巨大看板が龍郷町中勝の国道沿いに設置されている。看板は奄美市名瀬石橋町のムラタ薬局（村田久典代表取締役）が１２日に設置し、ドライバーの目を引いている。

 

村田代表取締役（６４）は幼少期、学校の行事など相撲を取っていたほか、現在も大相撲の場所開催中には仕事の合間を縫ってテレビ観戦したり、勝敗チェックを欠かさないという大の相撲好き。妻や父が瀬戸内町と縁があったことから、中学卒業後に角界入りしてたたき上げで関取になった明生関を応援し、新型コロナが広がる島内が少しでも元気になればと看板設置を企画した。

 

看板は本茶トンネル近くの飲食店「味の一番軒」の斜め向かいにあり、龍郷町側から見ることができる。大きさは縦２・５メートル、横５メートル。明生関が土俵上で両手を大きく広げ、「キバレ！明生関」とエールを込めた言葉が書かれている。

 

村田代表取締役は「看板を設置したことで、奄美一丸となって明生関を応援するきっかけとなれば。奄美からの応援の力で初場所も勝ち越してほしい」と期待を寄せた。