かごしま国体の実行委が設立総会 相撲競技への対応など説明 奄美市

2018年02月07日

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「燃ゆる感動かごしま国体」の準備を目的とした奄美市実行委員会の設立総会=6日、奄美市名瀬

「燃ゆる感動かごしま国体」の準備を目的とした奄美市実行委員会の設立総会=6日、奄美市名瀬

  2020年10月3~13日に鹿児島県で開催される第75回国民体育大会競技「燃ゆる感動かごしま国体」に向けた奄美市実行委員会(委員63人)の設立総会が6日、同市名瀬のAiAiひろばであった。同市住用町で開催される相撲競技や来島客歓迎などの準備に取り組む。18年度、実行委員会の下部組織に当たる各専門委員会を随時開催する計画。

 

 設立総会には行政や産業経済、学校などから約40人が出席した。

 

 事務局(奄美市教委スポーツ推進課兼国体準備室)が17年10月にあった愛媛県国体の相撲競技の視察結果を報告し、47都道府県分の控室や練習場、駐車場の台数など会場全体の規模について説明。20年10月9~11日に奄美体験交流館で予定されている相撲競技への対応で「奄美体験交流館付近に700台以上分の駐車場を準備。シャトルバスで送迎する予定」と説明した。

 

 同実行委員会会長の朝山毅市長は「島外から約2000人が入ると予想される。記憶に残る大会を目指し、一致団結して成功するように努力してほしい」と協力を呼び掛けた。

 

 かごしま国体は奄美群島では奄美市のほか、天城町でトライアスロン、知名町でパワーリフティング(公開競技)が実施される。