スプレーギク可能性大/沖永良部花きシンポ

2017年01月13日

地域

消費動向の変化や、それに対応する産地の課題などを話し合った花きシンポジウムの総合討議=12日、和泊町防災拠点施設やすらぎ館

消費動向の変化や、それに対応する産地の課題などを話し合った花きシンポジウムの総合討議=12日、和泊町防災拠点施設やすらぎ館

 2016年度沖永良部地域花きシンポジウムが12日、和泊町であった。和泊町など国内5産地連動で16年度始動したキク類の国内シェア奪還プロジェクトの報告などに続き、量販実需2社が沖永良部産地へ提言。スプレーギクにはビジネスチャンスが広がっているとして増産を勧めた。テッポウユリは、国内産の減少に伴って流通が増えた韓国産の未開花などで消費者のユリ離れが進んでいるとして、沖永良部産地からの安定供給を要請した。