ハーレーサンタ現る 子どもも大人も笑顔に 奄美大島

2018年12月25日

地域

奄美大島北部に現れた「ハーレーサンタ」=23日、奄美市笠利町

奄美大島北部に現れた「ハーレーサンタ」=23日、奄美市笠利町

  クリスマス前の日曜日となった23日、奄美大島北部に「ハーレーサンタ」が現れた。大型バイクのハーレーダビッドソンに乗ったサンタクロースは子どもたちを見つけると、プレゼントを配り、喜ばれた。

 

 ハーレーサンタは奄美市笠利町のOさん(41)が7、8年前「子どもたちの記憶に残ることをしよう」と企画。賛同する人々と毎年、実施している。サンタはバイクのフットワークを生かして子どもたちのいる場所に駆け付ける。いつどこで会えるか分からないことも、子どもたちの楽しみになっている。

 

 サンタクロースライダーはこの日、500個のプレゼントを用意した。バイク4台に分乗。同市笠利町笠利を出発したあと、ひと・もの交流プラザ(同町節田)に立ち寄った。アマンディー市の来場者にプレゼントを配り、その後、同市名瀬まで走った。

 

 ハーレーサンタは子どもたちだけでなく、大人たちも笑顔にする。Oさんは「本土ではサンタのライダーが児童虐待防止を訴えている。ハーレーサンタが子どもを大切にすることにつながればうれしい」と話した。