半世紀の夫婦生活振り返る 14組が合同金婚式 知名町

2018年09月15日

地域

互いの苦労をねぎらうように笑顔で乾杯する金婚夫婦=14日、知名町のフローラル館

互いの苦労をねぎらうように笑顔で乾杯する金婚夫婦=14日、知名町のフローラル館

 【沖永良部総局】第36回知名町合同金婚式が14日、町フローラル館であった。対象夫婦15組のうち14組が出席。大勢の祝福を受けながら、半世紀にわたる夫婦生活を振り返った。

 

 「花嫁花婿入場」で各夫婦が入場。夫が先を行ったり、妻が先を歩いたり、腕組みをして並んで歩いたりと入場の様子は夫婦でさまざま。全ての夫婦に会場から温かい拍手が送られた。

 

 式辞で今井力夫町長は「50年という歴史は、自分の人生に誇りをもたらし、自信となってみなさんを支えていくもの。これからも夫婦仲良くお過ごしください」と祝いの言葉を述べた。

 

 出席者を代表して上平川の河田兼彦さん(72)、美佐子さん(71)夫婦が金婚の盃を交わした。兼彦さんは「人生の大きな節目である本日、大勢のみなさんの祝福をいただき喜びにたえない」と謝辞を述べた。

 

 乾杯の後は歌や踊りなどの余興で金婚夫婦の節目を盛大に祝った。