大和村皮切りに規制品目の島外出荷へ検査

2016年05月10日

地域

梱包用の箱を持ち込んで検査を受け、手続きを行うスモモ生産者(右)=9日、大和村思勝公民館

梱包用の箱を持ち込んで検査を受け、手続きを行うスモモ生産者(右)=9日、大和村思勝公民館

 ミカンコミバエ緊急防除省令に基づき、農林水産省が奄美大島の北部を除く島内全域に設定していた果樹・果菜類の移動制限区域が解除され、島外移出への市町村別検査が大和村を皮切りに9日、始まった。書類の不備などを除いてほとんどの場合で島外移出が可能となることから、検査は事実上、梱包用の箱に貼る検査合格証明ラベルの発給手続き。同村では収穫を控えたスモモの生産者が検査場を訪れ、ラベルの発給を受けた。