天皇陛下在位30年 大島支庁に記帳所

2019年02月25日

地域

県大島支庁に設置された慶祝記帳所で記帳する夫婦=24日、県大島支庁

県大島支庁に設置された慶祝記帳所で記帳する夫婦=24日、県大島支庁

 天皇陛下在位30年慶祝行事に伴い、奄美市名瀬の県大島支庁には24日、慶祝記帳所が設置された。訪れた島民たちは「おめでとうございますとお疲れさまでしたと伝えたい」と陛下の功績に祝福と感謝の声を送った。

 

 県大島支庁は午前9時から午後5時まで記帳を受け付けた。一番乗りは宇検村から訪れた千葉県松戸市の主婦、徳田好子さん(65)と同県印西市の主婦、玉利すま子さん(63)の姉妹。「小学校生の時に宇検村の近くの沿道から皇太子時代の陛下と美智子さまを拝見した。ほんの一瞬だったが大変美しく大興奮したのを覚えている」姉の好子さん。すま子さんも「ご高齢で公務は大変だろうと思う。ご苦労さまですという気持ちです」と話した。

 

 龍郷町から友人と訪れた里井つとよさん(70)は天皇、皇后両陛下が2003年に奄美を訪問された際に、和光園や市街地の沿道で拝見した。「お二人は日本国民の夫婦の理想像。今後はゆっくりしていただきたい」と祝福の言葉を贈った。