奄美市で新たに10人 新型コロナ 県内67人感染

2021年09月05日

地域

 県と鹿児島市は4日、県内で新たに67人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。奄美群島在住者は奄美市の10代から90歳以上の男女10人。このうち3人は奄美市名瀬の奄美中央病院から広がったクラスター(感染者集団)関連。同クラスター関連の感染者は累計で47人となった。県は同日、感染者1人が死亡したと発表した。

 

 感染者の内訳は10代の男女各1人、50代の男女各2人、60代男性2人、20代と90歳以上の男性各1人。うち10代と60代、90歳以上の男性3人がクラスター関連の感染者。

 

 10代女性と、50代女性2人の計3人については感染経路が確認されていない。

 県内の感染者数は4日現在、累計で8445人。3日現在、327人が医療機関に入院し、331人が宿泊療養、352人が自宅待機中。前日比で宿泊療養者は37人、自宅待機者は109人それぞれ減少した。重症者は6人で、酸素投与が必要な中等症者は80人。