奄美市で1人感染確認 県内新型コロナ

2021年07月17日

地域

 県と鹿児島市は16日、新たに男女10人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。このうち1人は奄美市の60代男性で、発熱やせき、たんの症状があり、医療機関に入院中。感染者との接触は確認されておらず、県は感染経路を調べている。

 

 県によると、男性は13日に鼻汁の症状が出たため14日まで在宅。15日にPCR検査を行い陽性が判明した。16日現在確認されている濃厚接触者は同居の親族3人で、県によると同日夕現在、検査中。県は他の濃厚接触者の有無についても調べている。

 

 県内ではこのほか、鹿児島市で9人の感染が確認された。

 

 また、県は同日、7月上旬以降に陽性が確認された感染者のうち、ゲノム解析により21人のデルタ株感染が確定されたと発表した。これまでのデルタ株感染者の確定数は累計で44人となった。

 

 県内の感染者数は16日現在、累計で3763人。15日現在、37人が医療機関に入院し、15人が宿泊療養中。酸素投与が必要な中等症者は7人。