秋の全国交通安全運動スタート 奄美署・沖永良部署

2018年09月22日

地域

園児らに見送られパトロールに向かう白バイやパトカー=21日、奄美市名瀬

園児らに見送られパトロールに向かう白バイやパトカー=21日、奄美市名瀬

 秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、奄美署と沖永良部署は21日、出発式を行った。期間中は①子どもと高齢者の交通事故防止②夕暮れ時と夜間歩行中、自転車乗用中の交通事故防止③シートベルト・チャイルドシートの着用徹底④飲酒運転の根絶―に重点を置き、交通安全推進に力を入れる。

 

 奄美署は奄美市と喜界町で出発式を実施した。奄美市の出発式は名瀬信愛幼稚園であり、同署と関係団体、園児ら300余人が参加。交通ルールとマナーの順守を誓い、園児のマーチング演奏に見送られながら、署員は市街地のパトロールへと向かった。

 

 喜界町の出発式は町役場であった。喜界幹部派出所や喜界地区交通安全協会、町防犯団体連絡協議会など関係団体の代表らと、ひまわり第一保育園の園児ら約50人が参加。一日警察署長に唄者の川畑さおりさん(35)を任命し、交通安全を祈願した。

 

 和泊町で交通安全運動出発式があり、それぞれ約100人が参加した。「飲酒運転根絶」「交通安全」などと書かれたのぼりを手に商店街周辺をパレードし、道路沿いでチラシを配るなど交通安全の啓発に努めた。

 

 知名町の出発式は午後5時から町役場前であり、終了後は参加者が商店街をパレードし、交通安全を呼び掛けた。