菊次郎シンポ前に清掃  龍郷町

2018年08月14日

地域

菊次郎シンポを前に清掃作業に汗を流す参加者=12日、龍郷町(提供写真)

菊次郎シンポを前に清掃作業に汗を流す参加者=12日、龍郷町(提供写真)

 19日に龍郷町で開催されるシンポジウム「西郷隆盛と菊次郎」を前に志塾・西郷塾(久保明雄会長)は12日、同町小浜の龍家本家跡の清掃活動に取り組んだ。メンバー6人が参加し、石垣周辺の草刈りや枯れ枝の撤去などに汗を流した。

 

 龍家本家跡は同町に謫居(たっきょ)した西郷隆盛が最も長く暮らした場所。西郷はここで愛加那を妻に迎え、長男菊次郎が生まれた。

 

 メンバーは午前9時から正午までの約3時間、ボランティアでの清掃に励んだ。シンポジウム当日は菊次郎ゆかりの地の京都市や熊本県菊池市、さつま町、台湾宜蘭市などからゲストを迎えるという。

 

 メンバーの伊勢勝義さんは「草に覆われていた海岸線沿いの石垣もきれいになった。万全の準備で皆さんを迎えたい」と話した。

 

 シンポジウムは龍郷町りゅうゆう館で午後1時開演。無料。問い合わせは電話0997(63)3111町役場企画観光課内・記念行事実行委員会。