50周年記念式典 徳之島農業青年ク

2019年09月28日

地域

徳之島農業青年クラブ連 【徳之島総局】徳之島農業青年クラブ連絡協議会(山田裕樹会長)の設立50周年記念式典が26日、徳之島町の農協会館であった。来賓や関係者ら約90人が出席して半世紀の歩みを振り返り、節目を盛大に祝った。

 

 同協議会は1969年に結成。現在は36人が在籍し、若手農家同士で情報交換や親睦を深め、栽培技術の向上や販路開拓のほか、地域交流などに取り組んでいる。

 

 式典で山田会長は先輩が築き上げた50年の歴史に触れ「若手農家には変化に対応する柔軟な姿勢と発想が求められる。徳之島の農業発展のため会員が一致団結し、次の世代につなげていけるよう力を合わせ頑張っていく」と気勢を上げた。

 

 県農業青年クラブ連絡協の森園知会長は「青年農業クラブの活動を周りの人に知ってもらう情報発信の活動が大事。徳之島農業青年クラブ連絡協議会も積極的な情報発信に努めてほしい」、徳之島農業改良普及事業協議会の森田弘光会長(天城町長)は「魅力ある徳之島の農業をリードする農業経営者になるため、これからも日々の自己研さんに励んでほしい」と若手農業者の活躍に期待を寄せた。

 

 同連絡協議会の歩み紹介に続き、各町代表3人を功労者として表彰。NPO法人頴娃おこそ会副理事長の加藤潤氏が「農業と観光が連携した地域おこし」を題に記念講演した。

 

 引き続き開かれた祝賀会は、伊仙町西伊仙東青年団による伝統芸能「棒踊り」や4HクラブOB東博光さんの島唄・三味線などの余興で盛り上がった。

 

 表彰者は次の通り。(敬称略)

 ▽功労者表彰 森英路(徳之島町)林栄作(天城町)西彦二(伊仙町)