JAPAN 町イチ!村イチ! 東京・有楽町

2019年12月28日

地域

うちわやパンフレットを配布してふるさと納税を呼び掛けた徳之島町

うちわやパンフレットを配布してふるさと納税を呼び掛けた徳之島町

 全国町村会が主催する地域振興イベント「JAPAN町イチ!村イチ!」がこのほど、東京・有楽町の国際フォーラムで開催された。奄美群島からは与論、知名、天城、徳之島、喜界の5町が参加。特産品の販売や観光パンフレット配布を通して地域の魅力を発信した。

 

特産のゴマやプレミアム黒糖に人気が集まった喜界町

特産のゴマやプレミアム黒糖に人気が集まった喜界町

 全国926町村から約400町村が参加して2日間あり、延べ約5万3千人の来場者でにぎわった。各町村は地域の特色をアピールして移住定住やふるさと納税も呼び掛けた。

 

 奄美の5町は▽与論町 「美しい海にうっとり 癒やしの島」▽知名町 「『花と鍾乳洞の島』」▽天城町「スポーツ愛ランド スポーツ合宿の島」▽徳之島町 「どこよりも熱い!情熱の島」▽喜界町 「隆起を続ける奇跡の島」―などをキャッチコピーに掲げてPR活動を展開した。

 

 知名町の職員は「準備したパンフレットや特産品がなくなる盛況で、大きな手応えを感じている。他の町村のPR手法も参考になった。独自性をいかに打ち出すかが課題。在京出身者が応援に駆けつけてくれたのも大きな励みになった」とイベントを振り返った。