子どもら仮装し家回り/伝統のバッケバッケ―瀬戸内町芝
2014年09月22日
芸能・文化
○…瀬戸内町加計呂麻島の芝集落(橋口満廣区長、38世帯、66人)で豊年祭前日の20日夜、手作りの面とクバの葉で仮装した子どもたちが歌い踊りながら家回りし、菓子をもらう伝統行事「バッケバッケ」がにぎやかに繰り広げられた。
○…かつては旧暦8月初丙のアラセツ前夜の行事。集落内3地区に分かれてカボチャ、トウガンなどをもらい、調理して料理の豪華さを競った。縁起担ぎや厄払いの意味を持つという。少子化に伴い、近年は近隣集落や古仁屋から応援を得ている。
○…午後7時に始まり、二手に分かれた小中学生約20人が計37軒を訪問。「バーッケバッケ」などと歌い、六調を披露した。