目標掲げ3学期スタート 小中高校で始業式 奄美群島
2025年01月09日
子ども・教育
奄美群島の小中高校で8日、3学期の始業式があった。冬休みが明け、久しぶりに登校した児童生徒らは互いに新年のあいさつを交わした。それぞれ目標を掲げて新学期のスタートを切った。
奄美市立名瀬中学校(木場敏朗校長、生徒206人)は体育館で始業式を行った。各学年・生徒会代表の計4人の生徒が登壇し、決意の言葉を述べた。
宮本結月さん(1年)は「勉強と部活動の両立を目指して充実した1年にしたい」、平まどかさん(2年)は「当たり前のことを当たり前に。3年生のスタートに向けてしっかり準備をする」、米田浬琥さん(3年)は「2024年は楽しむことに全力を傾け、最高の思い出ができた。全力で受験に臨み、全員で合格できるようにしたい」とそれぞれ目標を語った。
生徒会代表の大野志歩さん(1年)は「12月25日の復帰の日のつどいに生徒会で参加し、先人たちの思いや平和の尊さを改めて感じることができた」と振り返った。
木場校長は「巳年のヘビには『新しい自分に生まれ変わる』という意味がある。自分自身の弱い所を克服して成長していくという思いを持ってほしい。3学期も元気に頑張りましょう」と激励した。
式後は、19日に開催される第58回成人祝賀奄美市地区対抗駅伝競走大会に中学生代表として同校から出場する選手7人の紹介や、生活指導などがあった。