ネット配信で出演へ 管楽器合奏フェス九州大会 県代表に選出され決定 小宿小吹奏楽部

2022年02月01日

子ども・教育

全国小学校管楽器合奏フェスティバル九州大会に演奏映像が配信される小宿小吹奏楽部=25日、奄美市名瀬の同小

奄美市名瀬の小宿小学校吹奏学部(横山奈緒子顧問、部員27人)の演奏の様子が、2021年度全国小学校管楽器合奏フェスティバル九州大会(九州小学校器楽合奏教育研究会主催)の映像として2月にインターネットで配信される。同大会の出場校として映像が配信されるのは、奄美群島では同校のみ。

 

同大会は例年、九州各県の代表校が一堂に会して演奏を披露するが、昨年度から新型コロナウイルス対策として各県の代表校が演奏の動画を事前に提出し、インターネットの動画配信サイト「YouTube」上で配信している。

 

鹿児島県の今年度の代表校は9校。昨年11、12の両月に鹿児島市であった県小学生バンド演奏会に参加した83校から選ばれ、動画配信が決まった。小宿小の曲目は「アメイジング・グレイス│感謝と希望の歌│」。2月13日に配信される。

 

6年生の福原逢良部長(12)は「知らせを聞いた時、うれしくて涙が出た。放課後の練習は宿題との両立で大変だったけど今まで続けてきてよかった。これを励みに今後もみんなで頑張っていきたい」と抱負を述べた。

 

横山顧問は「運動会でも演奏できず発表の機会が少ない中、全員で鹿児島の舞台に立てたことだけでもありがたかった。部員同士仲が良く音楽を楽しんでいるので、これからもチームワークを大切にしながら活動を続けたい」と話した。