奄美高校が準優勝 県高校ロボコン

2018年09月04日

子ども・教育

県高校ロボット競技大会で準優勝した(左から)平さん、瀧田さん、中村さん、小薗教諭=3日、奄美市名瀬の奄美高校

県高校ロボット競技大会で準優勝した(左から)平さん、瀧田さん、中村さん、小薗教諭=3日、奄美市名瀬の奄美高校

 第24回県高校ロボット競技大会が8月28日、霧島市の隼人工業高校であり、県立奄美高校(堀之内尚郎校長、生徒512人)=奄美市名瀬=の工業技術研究部が準優勝に輝いた。同校を含む上位4校は10月に山口県で開催される全国大会へ出場する。

 

 今年は「山口の産業と観光の旅」がテーマ。鹿児島県大会には11校14チームが出場した。競技は各校が手作りのリモコン操作の親機と自立型の子機を使用。山口の特産品に見立てたテニスボールやメガホン、バレーボールなどのアイテムを3分以内に指定の場所に運び、クリアした動作に応じて得点が加算された。

 

 奄美高校の「アマミノクロウサギ」チームは、機械電気科2年の平智希さん、瀧田健斗さん、中村翔さんの3人編成。4月のテーマ発表後、顧問の小薗真介教諭と共に部室で試行錯誤を繰り返しながら機器を制作し、夏休みは連日、操作の練習も積み重ね、全国大会への切符を勝ち取った。

 

 部長を務める平さんは「練習してきたことを本番でも生かせた。全国大会に向けて、みんなで協力してロボットの改良と練習をしっかりやっていきたい」と話していた。