子ども講習会が開講 奄美手熟師会

2022年06月06日

子ども・教育

岬さんのアドバイスを受けながら絵はがきを描く参加者ら=5日、奄美博物館

奄美手熟師会の2022年度子ども講習会が5日、奄美市名瀬の奄美博物館で開講した。初回は幼児から中学生約30人が参加。会長の岬眞晃さんの指導の下、水彩色鉛筆を使ってオリジナルの絵はがき作りに挑戦した。

 

開講式で岬会長は「遊び心を大事にして物を作る楽しさを経験してほしい。上手に作るのではなく、自由な発想で、道具にも慣れ親しんでほしい」とあいさつした。

 

参加者は水彩色鉛筆の使い方を習った後、野菜や果物、動物の実物や写真などを見ながらスケッチ。岬さんが描いた絵などを手本にしながら、オリジナルな絵はがき作りに取り組んだ。

 

参加した立石絢音ちゃん(4)は「色鉛筆が水で伸びていろんな色が描けて楽しかった」、奄美小2年の宮坂悠くん(7)は「先生の絵を見ながら描いて勉強になった」とそれぞれ話した。

 

講習会は来年3月まで幼児から高校生を対象に月1回ほどのペースで開催する予定。自然体験や染め物、昔遊びなどさまざまな講座を予定している。