「実り多い1年に」 仕事始め式で安田市長 奄美市

2025年01月07日

政治・行政

仕事始め式で訓示する安田市長(左)=6日、奄美市名瀬

奄美群島の官公庁や一部の民間事業所で6日、2025年の仕事始め式があり、それぞれの職場で新年の業務をスタートした。奄美市役所では午前10時から式があり、安田壮平市長が職員を前に訓示。今年の干支(えと)にちなんで「奄美のヘビの代表格ハブのように自然を守り、感謝しながら、そして脱皮や成長を繰り返し、実り多い1年にしよう」と激励した。

 

安田市長は、人手不足や物価高による企業経営の厳しい現況に触れつつ、「行政として何ができるか。今後もしっかり考え、実行していかないといけない。景気は気持ちの『気』とも言われる。『地域の景気、経済を支えていくんだ』という気持ちで、気合いを入れて取り組んでいこう」と奮起を促した。

 

また市が抱えるさまざまな懸案や課題の解決に向けては「先が見えない時代だからこそ、市民の皆さんにしっかりと説明、発信していくことが大事。そこの強化を念頭に置いて頑張っていこう」と呼び掛けた。