国直トンネル事業着手/県道名瀬―大和間
2014年10月08日
政治・行政
県は2014年度、主要地方道名瀬瀬戸内線で大和村国直―奄美市名瀬根瀬部間のトンネル整備事業に着手した。本年度は測量、設計、地質調査などを行い、年度には用地買収や取り付け道路の工事に入る。順調に進めば17年度にもトンネル掘削工事を開始する。トンネル完成は19年度以降になるとみられるが、供用開始となれば標高160㍍の峠越えが解消され、国直―根瀬部の移動距離は約半分となる。
2・3㌔のトンネルが完成すると、奄美大島内では本年度供用開始予定の国道58号網野子トンネル(延長4243㍍)、01年供用開始の国道58号新和瀬トンネル(同2435㍍)に次ぐ長さ。県道では島内最長となる。