官民協力し飛躍の年へ 政財界100人が集う 奄美市合同年始会

2025年01月06日

政治・行政

飛躍を誓い乾杯する出席者=5日、奄美市名瀬

奄美市恒例の合同年始会が5日、同市名瀬の集宴会施設であり、奄美の政財界関係者ら約100人が出席した。昨年の奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)延長・拡充を受け、移住・定住の促進や沖縄との連携強化に向けた官民の協力と奄美群島のさらなる発展を誓った。

 

年頭あいさつで安田壮平市長は奄振法の延長・拡大や奄美群島日本復帰70周年など昨年の動きを取り上げ、「今年は新たな一歩を踏み出す一年となる」と強調。「巳(み)年は新しい挑戦や変化に前向きな姿勢を示す年。自然・人・文化という島の誇りを次世代、未来に継承するため官民一体となってまい進していく」と決意を述べた。

 

来賓あいさつでは、鹿児島2区選出の三反園訓衆院議員、公明党県本部代表の窪田哲也参院議員、地元選出の永井章義県議(奄美市区)、松山さおり県議(同)、禧久伸一郎県議(大島郡区)、寿肇県議(同)がそれぞれ登壇して奄美群島の一層の飛躍に期待を込めた。奄美大島商工会議所の有村修一会頭の音頭で乾杯後、出席者は名刺交換や年始あいさつで交流を広げた。

 

合同年始会は「紬の日」の5日に合わせ開催。多くの参加者が本場奄美大島紬の着物やスーツを身にまとい参加した。