父親目線の意見に期待 支援計画案でパブコメ 来月3~25日まで 奄美市子ども子育て会議

2025年01月30日

政治・行政

第3期子ども・子育て支援事業計画策定に向けて開かれた会合=29日、奄美市名瀬

奄美市子ども・子育て会議(平田宏尚委員長、委員15人)の2024年度第5回会合が29日、名瀬のAiAiひろばであった。同年度内の策定を目指す第3期子ども・子育て支援事業計画案について協議。2月3日から計画案に対するパブリックコメントを実施することを確認した。委員から「父親目線での意見も多く寄せられてほしい」といった声があった。

 

第3期計画期間は29年度までの5年間。素案では「つながりの中で子どもがいきいきと健やかに育つみんなにやさしい子育ての島」を基本理念としている。

 

委員は子どもの保護者や保育施設などの代表らで構成。今回は、前回会議までに事務局が示した計画の素案に対し、委員の意見を反映した修正案について協議。修正案については、委員から意見はほとんど上がらず、文言の確認などにとどまった。

 

パブコメに関して委員から「男性の育児休業取得の推進や、家事参加促進などが計画案に盛り込まれているものの、父親目線がまだ十分でないと感じる。母親だけでなく、父親の立場の意見がより計画に反映されるよう、パブコメを募集する際に呼び掛けてほしい」との意見があった。

 

パブコメ期間は2月3日~25日まで。計画案は市ホームページや名瀬、住用、笠利の3支所の担当課窓口で閲覧できる。