世界自然遺産へ機運盛り上げ/ステッカー作成、奄美市

2014年11月05日

政治・行政

世界自然遺産登録推進を図るマグネットステッカー交付式=4日、奄美市名瀬

世界自然遺産登録推進を図るマグネットステッカー交付式=4日、奄美市名瀬

 奄美市は世界自然遺産登録推進を図るマグネットステッカーを作成した。ステッカーは奄美の行事に深く関わる「月」と奄美の森で印象が強い「ヘゴの木」をデザイン。交付式は4日、奄美市の名瀬小学校グラウンドであり、朝山毅市長が同市内のタクシー会社6社の車体に張り付けて交付した。

 「奄美・琉球」の世界自然遺産登録の機運を醸成するため、動く広報物としての効果を想定して初めて企画した。3千枚を作成。法人(タクシー、レンタカー、バス、市公用車)、奄美ナンバー登録者、一般住民希望者にそれぞれ千枚ずつ用意している。
 ステッカーは直径17㌢の円形。背景色は①朝焼け②夕焼け③夜④真夏の海⑤緑深い森―をイメージした5パターン。作成費用は同市世界自然遺産登録推進基金から約160万円を充てた。