故郷への思い新たに 東京奄美会が賀詞交歓会
2025年01月19日
郷友会

出席者400人が「六調」などを総踊りして楽しんだ東京奄美会の賀詞交歓会=11日、東京都台東区
東京奄美会(宮地正治会長)の2025年賀詞交歓会が11日、東京都台東区の上野精養軒であった。奄美出身者や関係者ら約400人が出席し、新年を祝うとともに、故郷の発展へ交流を深めていくことを誓った。
宮地会長は「故郷・奄美を愛し、思う人々の集まり。東京奄美会は楽しく、面白く、そして平等にして何でも話せる頼りになる会にしていきたい」とあいさつ。安田壮平奄美市長や奄美大島商工会議所の有村修一会頭、東京奄美会の故佐藤持久元会長の妻、文子さんらが来賓あいさつした。
日本経済新聞社の古谷茂久文化事業部長は、昨年9月から12月までの期間、東京都美術館で開いた「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」の来館者が29万人を突破したことを報告。「奄美の魅力が多くの人々の記憶に刻まれた」と奄美関係者の協力に感謝した。
懇親会では、島唄や舞踊などが披露され、最後は出席者全員による「島のブルース」や「六調」「ワイド節」の総踊りで締めくくった。