チャイニーズハット見頃 和泊町・伊地知さん宅

2025年01月22日

地域

 和泊町喜美留の伊地知恵子さん(77)宅の庭で、チャイニーズハットの花が見頃を迎えている=写真。これまで枝が周囲に広がるたびに剪定(せんてい)していたが、今年は剪定しなかったことで多くの花を付けた。花好きな友人らの間で話題となっている。

 

インド、マダガスカルなどに分布する常緑低木。帽子のつばのように広がったがくの中心に円筒形の花が付く。別名テングバナ。伊地知さんの庭では花が12月末から2月中旬ごろまで楽しめるという。

 

10年以上前、生花店で変わった花の形に引かれて購入した。高さ4メートルほどまで成長し、茶道の茶花に使うなど重宝している。伊地知さんは「今は朝早くからメジロが花の蜜を吸いに集まって来てにぎやか。興味のある人は見に来て」と話している。