卒業生ら親睦深める　東京配田ヶ丘同窓会が総会

東京配田ヶ丘同窓会（叶正喜会長）は１５日、東京都新宿区のホテルで２０２４年総会を開いた。来賓を含め会員ら約１００人が参加。古里から遠く離れた地で頑張る同窓生同士が親睦を深めた。

 

同窓会は現在の奄美高校のほか、かつての大島工業高校、大島実業高等学校、名瀬高等学校、大島農業高等学校、奄美高等女学校などに在籍した人たちが集う会で、今年で２４年目。叶会長はあいさつで「島を離れた私たちも伝統の島唄や踊りなどでにぎやかに楽しみ、また来年も来たいと思える会にしましょう」と話した。

 

来賓あいさつでは配田ヶ丘同窓会本部の和田孝之会長が、各地域の同窓会との連携が大切さを強調。関西配田ヶ丘同窓会の野上良子会長は、ＳＮＳ（インターネット交流サイト）を活用して若い人に参加を呼び掛けていることなど、時代に合った告知を行っていると紹介した。

 

懇親会では、奄美２世たちのダンスグループ「Ｂ―ＬＩＮＫｓ」がワイド節に合わせた軽快なヒップホップダンスを披露。出席者の踊りや島唄なども披露され、会場を盛り上げた。最後は六調を全員で踊って、来年の再会を約束し合った。