島内に唯一残る「拝賀式」 喜界町荒木
2019年01月07日
地域
喜界町の荒木集落(吉見照政区長、230世帯470人)で1日、拝賀式が行われた。会場は旧荒木小学校体育館。子どもから大人まで集落民50人が出席し、あいさつを交わして新年を祝った。
喜界町内で現在、拝賀式が行われているのは荒木集落のみ。荒木子ども育成会が主催した。勇一敏・育成会長は「現在、荒木の小中高生は41人。少子化が進んでいるが、集落の皆さんには荒木の子どもたちをわが子同様にご指導いただきたい。他の地域に負けない荒木魂を発揮
しましょう」とあいさつ。区長らからも子どもたちへ励ましの言葉が贈られた。
子どもたちは新年のあいさつの言葉を述べ、今年の抱負を発表。喜界小学校1年の伊藤ときはる君は「お手伝いを頑張ります」と元気に宣言した。子どもたちは集落から「お年玉」もいただいた。