式典で創立70年祝う 旧交温め母校の発展祈念 安陵会
2024年07月30日
地域
県立大島高校の卒業生らでつくる「安陵会」(山田摩理子会長)の創立70周年記念式典と2024年度の総会・懇親会が28日、奄美市名瀬の集宴会施設であった。島内外から約240人が出席。旧交を温めながら70年の節目を祝い、安陵会と母校のさらなる発展を祈念した。
式典で山田会長は、来年度から大島高の制服が変わることに触れ、「今や奄美は世界自然遺産の島として光が差している。掛け替えのない世界の宝を未来へつなぐかのごとく、大島高も新しい制服と共に新たな71年目の安陵の歴史を築いていければ」と式辞。
祝辞で貴島邦伸校長は「この全国屈指の同窓会、安陵会の存在が大島高にとってどんなにありがたく、極めて重要か。昨年4月の着任以来、安陵会の存在の大きさ、素晴らしさ、ありがたさを日々感じている」と高校への支援に感謝した。
その後、関東、関西、鹿児島の3安陵会の会長があいさつ。唄者の平田まりなさんが祝い唄を披露した。
式典後は総会、懇親会と続いた。出席者には、卒業生らの寄稿などをまとめた安陵会創立70周年記念誌が配布された。